2022年後期の朝ドラ「舞いあがれ!」。
ドラマの中では、心にしみわたる数々の名言やセリフが出てきましたね。
今回は、舞いあがれ!で登場した名言・名セリフを集めてみました。
五島の祥子ばんば、貴司からなにわバードマンのメンバーや航空学校編などから幅広くご紹介します!
編集者・リュー北條の名言集はこちら↓↓
⇒舞いあがれ!リュー北條の名言セリフまとめ!実はキレ者編集者だった
舞いあがれ!名言集【ばんば編】
名言製造機ともいわれる五島の祥子ばんばの名言・名セリフからご紹介します!
ひっこみ思案で発熱しがちな舞は、五島の祖母・祥子から数々のことばの贈り物を受け取ります。
第6話 できんなら、できることを探せばよか
「できんことは次できるようになれば、よか。そっでな、できんならできることば探せばよかとぞ」(第6話)
熱を出したり、何をやってもうまくできないとこぼす舞を勇気づけたことば。
当たり前のことのようにも聞こえますが、子どもたちだけでなく生き方に悩む私たちにも響くセリフです。
第10話 たくましく生きるとぞ
「ばらもん凧ごたぁ、どがん向かい風にも負けんと、たくましく生きるとぞ」(第10話)
舞が五島から東大阪に帰るときに、祥子が舞に伝えた力強い言葉です。
今の舞の生き方に反映されていますね!
第33話 自分のことば知っちょる人間がいちばん強か
「貴司くんも、周りに合わせんでよか。自分のことば知っちょる人間が一番強かけん。変わりもんや変わりもんで、堂々と生きたらよか」
(第33話)
会社を辞めて五島にきていた貴司に祥子が言った言葉。
自分の弱さを認めること、他を気にせずに堂々と生きることを学べたセリフでした。
第35話 さみしくて、うれしかった
「めぐみや、すぐ逃げて帰ってくるっち思っちょった。けどあん子は帰ってこんかった。そっがさみしくて、うれしかった」(第35話)
めぐみが浩太と駆け落ちしたときの気持ちを振り返り、浩太に伝えた祥子でした。
娘の成長を感じ、寂しさを嬉しさを覚えたという母親ならではの気持ちがひしひしと伝わるセリフです。
第59話 いつかは空も晴れる
「いつかは空も晴れる。それまで、でくっことやればよかとじゃなか?」(第59話)
航空会社に就職はきまったものの、入社が1年延期になり、不安を抱えていた舞。やっとそのつらさを言葉にできた舞に祥子が伝えた言葉です。
じっと待っている時間も無駄ではないと、前向きにさせてくれる一言でしたね。
SNSでは、祥子ばんばの名言を日めくりカレンダーにしてほしいとの声も多くみられました。
舞いあがれ!名言集【貴司編】
舞の幼なじみの貴司は、歌を詠み、自分の道を模索し始めます。
ここでは、そんな貴司の名言・名セリフをご紹介します!
第33話 今まで狭い世界しか見えてなかったんやな
「ただの闇やと思てた空に、こんなぎょうさん星あったんやなて…。今まで狭い世界しか見えてなかったんやな…。来てよかったわ。」(第33話)
会社を辞めて、五島にたどり着いた貴司が、会いに来た舞と久留美に話した言葉です。
気のおけない幼なじみにだからこそ、発せられた言葉かもしれませんね。
これをきっかけに、貴司は弱い自分を認め、ありのままの自分の生き方ができるようになります。
五島の星を見つめて、貴司が詠んだ歌も素敵でしたね!
⇒ 舞いあがれ|短歌の作者・監修は誰?貴司や八木の詩作品まとめ!
第69話 水の中におってもトビウオ
「ほな、そないしたらええ。誰かのために頑張ってる時の舞ちゃん、幸せそうやし」
「あんな、トビウオは、水の中におってもトビウオや」 (第69話)
パイロットになりたいという夢と工場を立て直したいという気持ちの間で苦しむ舞に、貴司が言った言葉。
久留美に「どういう意味?」と尋ねられ、「歌人に解説求めんのは野暮やで」と答える貴司もいいですね。
舞いあがれ!名言・名セリフ集【なにわバードマン編】
舞が大学時代に所属した人力飛行機サークルでも素敵なセリフがたくさん登場しましたね。
愛すべき仲間が舞ちゃんの背中を押した名言を集めてみました。
第19話 ただ楽しいから!
イヤハート、なんで飛ぶん?って聞かれたとき、いっつもなんて答えてたか知ってる?
…『ただ楽しいから!』
そやから岩倉もそれでええんちゃう?」(第19話)
サークルの由良先輩に、飛行機サークルへの入部の理由を尋ねられた舞。
「飛行機が好きで…作業するのが楽しいだけ、というのは志が低いか?」と尋ね返したときの由良先輩の答えでした。
女性飛行士、アメリヤ・イヤハートの素敵な言葉ですね。
これが、舞が飛ぶ原動力となっていきます。
第19話 未来で待ち合わせ
「最高に仕上がった飛行機と、最高に仕上がった由良が未来で待ち合わせしとると。」(第19話)
スワン号記録飛行の決起会で刈谷先輩が言ったセリフ。
ロマンチックですね!
第27話 それを奇跡っていうんじゃなかとか
「明日、全員が集合して、スワン号を飛ばす。ただそれだけのことたい。けど、それを、奇跡っていうんじゃなかとか」
(第27話)
こちらも、ツンデレ刈谷先輩の名セリフ。
たったそれだけのこと。でもそこには、情熱を燃やして、努力を重ねて、みんなで手に入れた奇跡がありましたね。
舞いあがれ!名言集【大河内教官編】
続いては、航空学校編!
サンダー大河内と呼ばれた鬼教官こと大河内教官の名言はこちらです。
第45話 向き合うことを恐れているうちは何も解決できない
自分の何が問題だったのか、向き合うことを恐れているうちは、何も解決できない (第45話)
幾度となくロストポジションになってしまう柏木を心配して、対策を聞きに来る舞に、「本人がこなければ意味がない」という大河内教官のセリフ。
「己の弱さを認めて、自分を知っている人間が一番強い」という祥子の言葉に通じるものがありますね。
第52話 大切なのは彼がこれからどう生きるかだ
「パイロットの適性のない学生をいち早く見極め、落とすことも私の仕事だ。水島にはその適性がなかった。だが、パイロットになれなくても彼の人生が終わったわけではない。大切なのは彼がこれからどう生きるかだ」(第52話)
悪天候の中、なんとかソロフライトを成し遂げた舞が、退学した水島のことについて尋ねた際に、大河内教官が返した言葉。
厳しい言葉の中にも温かさが感じられます。
続けて、こんなセリフも。
「岩倉学生。審査や訓練ばかりにとらわれて、大事なことを見失うな。
なぜ、パイロットになりたいか。思い出したか? 目指すべきものはそこにあるはずだ」
この言葉で、舞は迷いを吹っ切りました。
舞いあがれ!名言・名セリフ集【番外編】
最後にご紹介するのは、舞や貴司を包み込む東大阪の人たちから集めた名セリフです。
第23話 もがいたらええんや
息がでけへんぐらいしんどい時に生まれるのが詩ぃや。もがいてたらええんや。(第23話)
デラシネ店主・八木巌が、会社でノルマを達成できない貴司に贈った言葉。
逆境こそ生きる糧を見出すチャンスなのかもしれません。
第79話 平安時代までやっちゅうねん
短冊にな、短歌書いてモテんのは平安時代までやっちゅうねん!ホンマに (第79話)
貴司の母・雪乃が、貴司の結婚を心配してめぐみに言った名セリフ。
「平安時代」がトレンド入りするなど、SNSも盛り上がりましたね!
第81話 女の子になります!
「東大阪でみんなと一緒に物作りができて幸せでした。おおきにでした。これまで、お世話になりました。
…明日から普通の女の子に戻ります!」(第81話)
浩太はじめ、IWAKURAを助けてくれた長井金属工業の長井さんが、会社をたたむことになり、挨拶した際に放ったひとこと。
シリアスな展開の中で、キャンディーズの引退宣言の言葉を使ってボケるとは…。
さすが東大阪!と思わせてくれた名セリフでした。
以上、舞いあがれ!に登場した名言名セリフをまとめてお伝えしました。
今後も随時更新予定です!
⇒ 舞いあがれ!リュー北條の名言セリフまとめ!実はキレ者編集者だった
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