2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
新しい登場人物・秋月史子という女性が貴司の前に現れましたね!
この記事では、「舞いあがれ!」第19週第90話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第19週のテーマは「告白」です。
舞いあがれ!第90話のネタバレとあらすじ
デラシネに突然現れた女性・秋月史子。
貴司を見て「やっと会えた…」と呟きます。
史子は、貴司に自分の短歌を読んでほしいとお願いするのでした。
短歌は私の命
舞が店先で店番をしながら、貴司は奥の部屋で、史子の短歌を読みます。
ひととおり、史子の短歌を読み終えた貴司は、「すごくええと思います。」と回答。
今朝産みし 子を連れ水槽 巡りたる
イルカは如何に 海を教へむ
という短歌を例に出して、
発想も面白いけど、一番近くにおんのにそれ以上にどうしても伝えられへんことがある切なさみたいなもん感じました。
と高い評価をし、伝えます。
史子はそれを聞いて泣き出してしまいました。
ずっとひとりで短歌を作ってきて、人に見せるのがこわかったと言います。
「短歌は私の命ですから、それ否定されたら生きていかれへん」
貴司はハンカチを差し出し、その怖さに共感していました。
また短歌を作ったら読んでほしいと史子は頼み、貴司も受け入れます。
デラシネを出ていく際に、舞に「あの…、奥様ですか?」と小声で尋ねる史子。
「違います!」と慌てて否定した舞に、史子は「よかった」「お邪魔しました」と言って出ていきました。
のんきな舞
奥様って聞かれてびっくりしたと、その日の出来事を舞は久留美に話します。
短歌のことは何もわからないから、
貴司くん、話の合う仲間ができてホンマよかったなぁて…」
と笑顔でいう舞に、
「そんな、のんきなこと言うて大丈夫なん?」
と、少し怒り気味の久留美です。
貴司と史子がどんどん仲良くなってもいいのか、という質問に、
ええもなにも、私は関係ないという舞でした。
前祝い
お好み焼きうめづでは、五島の面々が次の日からの物産展の前祝いでにぎわっていました。
めぐみもその場にいます。
舞は久留美を連れて、うめづに顔を出します。
貴司は、仕事で来れないとのことです。
五島からは、信吾、木戸、一太、さくらが、そして、大阪のデパートから百花も来ています。
百花の隣に座っている一太はうれしそうです。
各々、自己紹介をしながら、物産展を成功を祈って乾杯!
物産展では五島のいろいろなものが取り揃えられており、祥子ばんばのジャムもラインナップされているそうです。
さくらは、ご機嫌でよく飲み、しまいには眠ってしまいます。
そのまま舞の家に泊まることになりました。
舞の部屋に、さくらを運んできた一太は、そこに飾られているばらもん凧を見て、呟きます。
「よか場所に飾っとるね」「百花さんも、ばらもん凧好いちょっとさ」
百花さんと付き合っているのか、と舞が尋ねると照れて否定する一太ですが、「そうなれば、よかなぁ」と続けます。
気持ちを伝えるために大阪に来たという一太を、「頑張って!」と応援する舞でした。
第91話に続く。
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舞いあがれ!第90話の感想
舞、貴司、史子、の三角関係にいよいよ突入でしょうか?
一太の恋も動きだしましたね。
「思いを伝える」ということに、ポイントが置かれていると感じた今日の展開。
史子の歌をみて、「一番近くにおんのにそれ以上にどうしても伝えられへんことがある切なさ みたいなものを感じる」と評した貴司。
もしかしたら、貴司は、舞に対してそんな切なさを抱いていた。だから史子の歌が心に響いたのかもしれません。
史子の短歌も、躍動的なイルカのかわいい親子が浮かび上がるのと同時に、海の自然という偉大さ・すばらしさを教えられないというもどかしさが伝わって、その対比が素敵です。
⇒舞いあがれ|短歌の作者・監修は誰?貴司や八木の詩作品まとめ!
そのあと、史子が「短歌は私の命だから」と言ったときの貴司の表情もなかなか印象的でしたね。
とても衝撃を受けた表情をしていました。
おそらく、誰よりも貴司がそれを感じているからかもしれません。
舞への気持ちと、史子からの押しのはざまで揺れる貴司になりそうですね。
そんな貴司への気持ちが何なのか、まだ気づいていない舞。
久留美が「そんなのんきで大丈夫か?」と心配していましたが、ほんとに舞ちゃん、のんきすぎますね。
そして最後に、百花に「気持ちを伝えるために大阪に来た」と舞に打ち明けた一太。
もし百花と気持ちが通じ合えば、遠距離恋愛ということになるのかもしれませんが、うまくいってほしいですね!
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