朝ドラ「舞いあがれ!」で、貴司の歌集を出すために現れたクセ者編集者・リュー北條。
リュー北條は、第20週の放送で、名言を連発し、編集者としてのみならず舞と貴司を結ぶキューピッド役としても大活躍しました。
今回は、そんなリュー北條の名言をまとめてみました。
舞いあがれ!リュー北條の名言まとめ
長山短歌賞を受賞し、晴れて短歌のプロとなった舞の幼なじみ貴司。
そんな貴司の歌集を出版しようと、現れたのが編集者のリュー北條です。
彼は、かなりクセのある人物ながら、舞いあがれ!ではとてもいい役どころでしたね。
リュー北條が残した名言・セリフを振り返ってみましょう。
名言① 作者の顔、大事(第83話)
歌集売りたいんなら作者の顔が大事よ
第83話で、貴司の歌集を出版しようとデラシネに現れたときのリュー北條のセリフです。
みずみずしい貴司の短歌を、イケメン歌人としてプロデュースしようとしているのかと、警戒した方も多いのではないでしょうか?
名言② 昆布とか葉っぱとか…(第91話)
「昆布とか葉っぱとかいったん忘れてさ、自分の中の本当の気持ちに向き合ってみてよ。」
貴司が歌集に載せたいと言って提出した原稿を
「パンチがない」と一蹴したリュー北條。
そのあとに続いた名言。
「昆布とか葉っぱとか…」確かに貴司の短歌の特長を端的に表していて、個人的にちょっと笑ってしまいました。
⇒ 舞いあがれ|第91話(19週)のネタバレとあらすじ「友達でいたい」
名言③ 伝えることを諦めている(第93話)
梅津さん、何か、伝えることを諦めてる気がするんだよね。自分だけの狭い世界で満足してる。
僕が出版したいのは売れる歌集なんだよ。
再度、提出された貴司の歌にダメ出ししたときのセリフ。
あくまでも売れる歌集にこだわるリュー北條に、今さらながらプロ感が漂っていました。
その場に同席した秋月さんに対して、「なんでいんの?」とさらっと聞ける軽快さもよかったです。
「伝えることを諦めている」というセリフは、貴司の胸にもグサっと突き刺さったのはないでしょうか?
名言④ 君の方がエゴイストだよ!(第93話)
「君の方がエゴイストだよ。自分好みの綺麗な短歌だけを書いていてほしいんでしょ。美しいソプラノを聴きたいがために少年の成長を止めるような残酷さを感じるね」
「本を売るために書かせるなんてあなたのエゴだ」という秋月さんの指摘に、間髪入れずに返した言葉。
まさにその通り!と視聴者を唸らせた名言です。
スカっとしましたね。
⇒ 舞いあがれ|第93話(20週)のネタバレとあらすじ「好きな人」
名言⑤ 自分の殻を破れ(第93話)
「梅津さん。自分の殻を破って初めて歌人は成長する。自己満足の歌はもういらない。一人でも多くの人間に伝える歌を書いて欲しい。」
「成長しないと…。いつまでも同じではいられないんだ。」
歌人に限らず、誰にでも当てはまる名言。
同じところに留まろうと変化を恐れては、成長できないという本質をついていますね。
誰しも感じ入ってしまったセリフではないでしょうか。
名言⑥ マグマに蓋をして…(第96話)
「…けどさ、もったいないよね!梅津さん、折角のマグマに蓋しちゃって」
「心の奥をさらけ出すのが怖い」という貴司に、
「わかるよ、繊細な人間はえてして臆病だからね。」と理解を示したリュー北條。
それでも諦めきれず、絞り出すように言ったリュー北條が印象的でした。
このリュー北條の名言には、貴司の中に渦巻くマグマ(才能)を本当に引き出したいという気持ちがとても感じられましたね。
名言⑦ ど真ん中、ストレート!投げるつもりで書けよ!(第96話)
いるんだろ?大切な人がさ。
その人の心に向かって、ど真ん中、ストレート!
投げるつもりで書けよ!
そういう歌が大勢の心を打つんだよ。
一旦は「歌集は出せない」と去っていったリュー北條がデラシネに戻り、そしてお酒の力も借りて貴司に放った言葉。
この後、貴司は、相聞歌を詠めましたね!
リュー北條の名言が私のど真ん中ストレートに突き刺さりました。
⇒ 舞いあがれ|第96話(20週)のネタバレとあらすじ「ずっと好きやった」
舞いあがれ!のリュー北條はかなり優秀な編集者だった!
以上、舞いあがれ!に登場したリュー北條の名言・セリフをまとめてお伝えしました。
川島潤哉さん演じるリュー北條は、最初はキツイ印象もありましたが、出演を重ねるごとに、とても魅力的なキャラクターになりましたね!
プロの編集者として、貴司や私たち視聴者にとても大切なことを教えてくれた気がします。
21週以降の舞いあがれ!でも、リュー北條は登場するのでしょうか?
今後もリュー北條が出てくるたびに名言を期待してしまいそうですね。
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