2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ！」。
東大阪の町工場が騒音問題で厳しい状況にあることを知った舞が動き出しますね。
この記事では、「舞いあがれ！」第21週第99話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第21週のテーマは「新たな出発」です。
舞いあがれ！第99話のネタバレとあらすじ
御園からオープンファクトリーの提案を受けた舞は、さっそくめぐみと貴司に相談します。
「オープンファクトリー？」
ピンとこない様子のめぐみに、舞は、地域の町工場と協力して、一般の人を工場に呼び、町工場のことを知ってもらう企画と説明。
よう知らん人が相手やと、人って疑心暗鬼になる。けど、町の人に工場のことを知ってもらって、しっかりコミュニケーションとったらええ関係作れるんちゃうかって、そういうこと？
貴司のフォローにめぐみが、「いい仲間ができたね」と微笑みます。
めぐみは賛成し、舞に二代目社長が集まる勉強会を紹介しました。
オープンファクトリーの提案
うめづに東大阪の二代目社長たちが集まっていました。
社長たちの間では最近の騒音問題など、少し暗い話ばかりが話題になります。
その中でひとり、緊張気味の舞。
舞は思い切ってみなの前に立ち、一緒にオープンファクトリーを開催しないか？と提案をしました。
町工場って何作ってるのか。どんな人が働いてるのか外から見るとわかりにくいですよね。
町の人からすると、それって不安やないかなって思うんです。オープンファクトリーで工場のこと知ってもらったら、町の人との関係も良くなるんちゃうかなって…。
社長たちは、オープンファクトリーに興味を示すものの、休日返上で職人さんたちに働いてもらう必要があること、また、一般の人を工場に呼んで問題でも起きたらどうするか、など消極的な意見が目立ちます。
しょんぼりする舞に、後ろに座っていた的場が声をかけます。
的場は東京都大田区のオープンファクトリーのニュースを新聞記事で読み、以前から興味を持っていたようです。
的場の工場では無理と言いながらも、市役所に東大阪を盛り上げたいという安川という職員がいるから相談してみたら？と舞にアドバイスをしてくれました。
短歌教室
デラシネには、大樹と陽菜が宿題を、そして舞が企画書づくりをしています。
大樹と陽菜は、短歌づくりの宿題に苦戦している様子です。
貴司に「短歌つくってくれへん？」とお願いをしますが、貴司は断りました。
あんな、陽菜ちゃんの短歌は陽菜ちゃんにしか作られへんねん。
なぜ？と尋ねる子供たちに、貴司は、「短歌をつくることは、自分がここにいると胸を張ること、だから自分だけの歌を作らんと」と説得。
そのうえで、子供たちに、「最近あった面白いこと教えて？」と丁寧に短歌の作り方を伝え一緒に短歌づくりをします。
貴司のサポートで子供たちはとても素敵な短歌を作り上げたのでした。
その夜、家のリビングで子供たちの短歌を読み返しながら、貴司が舞に伝えます。
「いつか短歌教室やれたええなって思った。」
「ええやん」と笑って賛成する舞でした。
なにわバードマンOBとの出会い
舞は先日、的場社長に教えてもらった、東大阪市の職員・安川龍平と会います。
名刺交換をすると、安川の名刺の右上には人力飛行機のイラストが描かれています。
安川が学生時代に作った飛行機だという話を聞いた舞は、昔なにわバードマンで空山が言っていたことを思い出します。
このスワン号のプロペラはターミガン号の魂を受け継いじょる。もうずっと前に卒業した安川先輩が3日寝ずに考えた構造やかいね。
「もしかして…」と舞が確認すると、なんと、安川はなにわバードマンのOBだったのです！
舞もなにわバードマンのスワン号で飛んだという話をして、興奮するふたりでした。
第100話に続く。
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舞いあがれ！第99話の感想
今日の舞いあがれ！第99話は、オープンファクトリーを二代目社長らに提案するも玉砕するという展開。
そうそう、簡単に乗り気にはなってくれませんよね。
2代目社長の中には、浩太と付き合いのあった古田社長の息子さんも登場。
頭髪が薄かった先代社長・古田さんを演じた湯浅崇さんが、フサフサ髪型のメガネ姿で現れたのが笑えました。
ちょいちょい小ネタを挟んでくれるのが楽しいです。
社長らは反対するも、舞に同調してくれた的場社長は、なにわバードマンOBを教えてくれるなど、ナイスパスを出してくれましたね。
なにわバードマンで培った共通精神を持つ舞と安川。何も起こらないわけはありません。
オープンファクトリー開催のための力強いサポーターになってくれるはずです。
そして、昨日はリュー北條に「夢とかないの！？」と言われたいた貴司も、子供たちに短歌を教えることに価値を見出した様子。
子どもたちの短歌はこちら！
貴司くんの短歌教室。根拠もなにもありませんが、大成功すること間違いなしですよね。
貴司くんになら私も短歌教わりたいなぁと思った筆者でした…。
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