2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
オープンファクトリーを無事成功させた舞ですが、今週はまた新しいことを始めそうですね。
この記事では、「舞いあがれ!」第22週第102話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第22週のテーマは「冒険のはじまり」です。
舞いあがれ!第102話のネタバレとあらすじ
舞が企画したオープンファクトリーは無事成功。
うめづでは打ち上げが行われ、みな成功を祝いますが、ひとり納得のいかない2代目社長がいました。
小堺の金網工場
金網を作る工場を抱える小堺は、
「ええきなもんやな。しょうもない玩具作りくさってからに」
と吐き捨てます。
「スクラム組めんのはな、体力のあるごっつい奴らだけや。俺らみたいな弱っちい工場からしたらな、あんたらみんな目障りやねん!」
詳しく聞くと、小堺の経営する工場は、余裕やがく危機的状況にあったのでした。
需要が減っていることにより、受注もなくなっているのです。
舞は、小堺の工場のために、何かできることはないかと考えます。
新しいものをつくる
舞は、うめづでランチをとっている小堺に会いに行きます。
金網で新しいものを作り、自社製品として売ることを小堺に提案します。
「何をアホなことを!」という小堺に、うめづの勝が「うちの娘にアホとはなんや!」と突っ込みます。
舞は、企画を手伝わせてほしいと小堺に申し出ますが、そう簡単に受け入れられない小堺でした。
短歌教室で連載
デラシネにリュー北條が訪れ、貴司に先日の短歌教室が好評だったことを伝えます。
喜ぶ貴司に、リュー北條は重ねて連載企画の提案をしました。
「日本中を旅しながら、子供たちに短歌を教えて自分でも作る。その歌とエッセーを本誌に連載してもらう。」
リュー北條は、こんな企画はめったにないと興奮ぎみ。
しかし、貴司はデラシネを不在にすることを心配します。
デラシネには、今日も大樹が来ていて、彼らの居場所がなくなることを恐れているのです。
「考える時間が欲しい」とリュー北條に頼む貴司でした。
町工場存続のために
帰宅した舞は、リビングでも小堺の工場の新商品についてアイデアを練っていました。
一生懸命な舞をみて貴司も感心します。
舞と貴司は、町工場について考えました。
いろいろな工場がつながっていて、どこか一つ潰れたらほかの会社も危なくなるという現状です。
「町工場が減っているのは他人事ではない、何とかしなければ」
と必死に考える舞。
そんなある日、舞は小堺に呼ばれ、うめづにやってきました。
小堺は舞に伝えます。
「会社畳も思うてな。もう、ひし形金網ではやっていけへんねん。」
第103話に続く。
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舞いあがれ!第102話の感想
先週はオープンファクトリー、今週は新しい商品の企画と、いつにもまして意欲的な舞ちゃん。
あの、走っただけで熱を出してしまう舞ちゃんがこんなにもたくましくなったと、親のような目線でみてしまった102回の舞いあがれ。
今日は、オープンファクトリーに参加するためには、やはりそれなりに余裕がなければ無理だったことを知った舞の姿が描かれましたね。
これまではIWAKURAを盛り上げるために尽力してきた舞ですが、先週からは東大阪の町工場全体に目を向けた行動が目立ちます。
町ぐるみで活性化をはかる東大阪の町工場、最終的に何を目標とするのか楽しみですね。
目下の課題は、小堺の工場の立て直し。
ひし形金網を作る技術で、一体どんな新商品が出来上がるのか、今週の目玉となるでしょう。
さて、特別な連載企画の提案をリュー北條から受けた貴司ですが、
デラシネを任されるまでの放浪貴司とは立場も違うので、ひとつ返事といわけにはいきませんでしたね。
デラシネは古書店であると同時に、子供たちの居場所でもあることを貴司が一番実感しているわけですから、長期不在にすることをためらう気持ちはわかります。
秋月さんに一時的にお願いするなど、勝手な妄想もしてみた私。
でも、デラシネに貴司がいることに意味があるんですよね。子供たちにとっても。
貴司がこの難題をどのようにクリアするのか、そちらも注目していきたいですね。
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