2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
舞たちが開発したランプですが、大手インテリアメーカーはどんな提案をしてくるのでしょうか?
この記事では、「舞いあがれ!」第23週第110話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第23週のテーマは「飛躍のチャンス」です。
舞いあがれ!第110話のネタバレとあらすじ
デザインパンチングの技術を持つ仙波が舞のところに連れてきたのは、大手インテリアメーカー「SIAZ」の瀧本。
瀧本は、舞たちが商品開発したランプをSIAZで販売させてほしいと申し出ます。
海外の工場でつくる提案
願ってもない瀧本からの申し出に舞と御園は心を躍らせますが、瀧本が提示したランプの値段は1万円程度だと言います。
3万程度で販売する予定だった舞たちは、それでは利益が出ないと困惑しました。
よく話をきいてみると、瀧本の提案は、デザインパンチングだけ仙波にお願いし、あとの部品の製造を中国の工場に委託しすることで製造コストを下げるという計画です。
大阪の町工場で作るから意味があるのだと、舞たちは反発しますが、より多くの人に商品を届けるには1万円程度で販売した方が確実だという瀧本。
仙波もその意見に賛成しているようでした。
多くの人々へ商品を届ける
瀧本の提案を突き放せなかった舞を御園は責めます。
「いいようなこと言ってたけど、結局うちの会社もランプの権利を奪われるってことだよ?」
それは理解している舞ですが、仙波の技術を広く知ってもらうためのチャンスであり、その道を阻むことはできないのでした。
最終判断を任された舞は、結局瀧本と仙波の提案を受け入れることに。
試作品の製造を任されていた我妻を呼び、謝罪します。
販売権を譲ることに、呆れる我妻です。
「あんたらが新しいことやる言うたからつきおうたんやで。こんなことしてたら何も変わらへんわ」
我妻は厳しく言い放ち、出ていきました。
前進
出張から帰ってきためぐみに、舞はランプの案件がうまくいかなかったことを報告。
「もっと私たちに信用があれば…」と落ち込む舞をめぐみが励まします。
信用いうもんはそない簡単に手に入るもんと違う。必死に頑張って実績作ってそれを何年も積み重ねて、ようやっと手に入るもんや。落ち込む暇あらへんで。
一歩ずつ前へ進むしかないと気持ちを新たにする舞。
カフェ・ノーサイドで御園と飲みながら、「またどんどん仕事をして、信用を勝ち取ろう」と気合を入れ直します。
そして、ランプについては、アイデア提供と企業連携による技術開発料は回収することとし、再スタートを切ったふたりでした。
プロポーズ
一方、同じ場所のカウンターには、久留美の父・佳晴が津田に何かを言っています。
ちょっと様子が変なふたり。
舞が気になってみていると、なんと佳晴が津田に「結婚せえへんか?」とプロポーズしているのです。
「いや、その、ほら、津田さんみたいにしっかりした人と一緒になったら、久留美も安心やん。老後も安泰やから。なあ、ハハ…。」
そんな佳晴の言葉に、腹を立てた津田。
「帰り!アホ。誰があんたの家政婦になんねん!」
その日、うめづでは久留美がかけつけ、佳晴を叱りつけています。
「津田さんに養ってくださいって言うたようなもんやん!」
本当は、「津田と一緒にいると楽しいし、これからもずっと一緒にいてほしい」という気持ちを伝えたかった佳晴でした。
その場にいた舞は、正直にもう一度気持ちを伝えるべきだと、アドバイスしますが。
数日後、佳晴が舞の事務所に頼み事があると言ってやってきました。
第111話に続く。
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舞いあがれ!第110話の感想
舞いあがれ!110回では、
- こんねくと最初の仕事の結末
- 久留美のお父ちゃんの玉砕
が描かれました。
こんねくとの最初のランプの仕事、うまくいきませんでしたね。
我妻社長が舞に放った「あきれたお人好しやな」の一語に尽きます。
ランプを開発したまではよかったものの、中国で製造すれば、地元産業の価値観がうんと下がると思うのですが、本当に技術を多くの人に知らしめることになるか、ちょっと疑問に思いました。
東大阪の工場を巻き込んで、商品を安く提供できる方法をもっと粘り強く模索してほしかったかな。
それに、子会社といえども社長ですから、もっと利益追求もしないとリアリティに欠けますね。…この辺が、最近舞いあがれ!に感じる個人的な違和感です。
それから、久留美のお父ちゃんもあっさり振られる、というか津田さんを怒らせてしまいましたね。
あの言い方をすれば、まあ当然といえば当然、津田さんも久留美ちゃんも怒るのは無理のないこと。
明日からまた浮上するものと思われますが、お父ちゃんは、舞ちゃんをどんな風に巻き込んで、津田さんにアタックするのか、興味深くチェックしたいと思います。
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