2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
短歌が詠めずに苦しんできた貴司が、とうとう舞に本音を打ち明けます。
この記事では、「舞いあがれ!」第25週第121話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第25週のテーマは「未来を信じて」です。
舞いあがれ!第121話のネタバレとあらすじ
舞に話があると切り出した貴司。
「あんな、舞ちゃん。短歌やめようって思う」
理由を尋ねる舞に「どうしても、書けない。短歌から離れたい」と絞り出す貴司でした。
どれだけ一緒にいても…
リビングで舞がひとり考え込みます。貴司はデラシネに行っていました。
そこへ祥子がやってきて、貴司の仕事がうまくいっていなかったことを振り返り案じました。
舞は、近くにいたのに貴司の苦悩に気づいてあげられなかったことを悔やみます。
そんな舞に祥子がやさしく諭すのでした。
「どっだけ一緒におっても、わからんことやあるとよ。つらかね。」
八木の言葉
貴司は、デラシネで八木から届いた絵葉書を見つめながら、昔のことを思い出していました。
詩を書くことはしんどいのに、なぜ書くのかという貴司の問いに八木はこう答えていたのでした。
みんなが船の上でパーティしてるとき、おっちゃんは、息、苦しなる。
それで、冷たい海飛び込んで、底へ底へ潜っていって、そこに咲いてる花 必死でつかみ取って船の上へ戻ってくる。
そしたらしばらくは息できんねん。その花が、詩ぃや。
パリへ
舞がデラシネの貴司のところへおにぎりを作って届けに行きました。
そのまま去ろうとする舞を貴司は引き留め、昨日のことを謝ります。
昨日は歌をやめたいと言った貴司ですが、まだ悩んでいて、やっぱり歌はやめたくないと思ってしまうと吐露しました。
舞は、机の上に置いてあった八木からの絵葉書に目を留めました。
八木は今、パリにいるとのこと。
「おっちゃんに会いたいな」
貴司の言葉を聞いた舞は、「会うてきたら?」と背中を押します。
八木に会えば何か変わるかもしれないと思ったのです。
その晩、岩倉家ではうめづ夫妻と家族会議が行われます。
貴司がパリに行くことについて相談していたのです。
雪乃も勝も、「親の責任を考えろ」と反対しますが、舞が行かせてあげたいと貴司をサポート。
めぐみは、「二人で話し合って決めたのならいいよ」と賛成します。
祥子は、「デラシネの店番を任せてほしい」と申し出ました。
めぐみは無理だと制しますが、貴司は「お願いします」と頭を下げます。
そして、雪がちらつく日の朝、貴司はパリへと旅立ちました。
仲間が増えたアビキル
空飛ぶクルマを開発中のアビキルでは新たなスタッフが増え、相変わらず活発な議論を交わしながら、製作が進んでいきます。
舞と渥美が、なにわバードマンOBの西浦、日下部を連れてやってきました。
彼らも週末手伝いに来てくれることになったのです。
第122話に続く。
こちらもCHECK
舞いあがれ!第121話の感想
貴司がパリ行きを決めた舞いあがれ!第121話。
あの家族会議の様子からして、貴司のパリ行きは長い期間になるのでしょうか?
本当に苦しそうだった貴司くんですが、八木のおっちゃんからの絵葉書にちょっと光を見出したのかもしれませんね。
八木のおっちゃんは、もしかしたら、なかなか歌集が出ない貴司を案じて、さりげなく「元気にしとるか?」って一言を添えて送って来てくれたのかも。
祥子ばんばがデラシネの店番を申し出てくれたことと言い、本当に舞いあがれ!で描かれる家族は、羨ましいほど温かい。
子育てで苦しい状況の中、両親が近くにいて、夫が子育て、家事に協力的で、思う存分仕事ができる女性って、なかなかレアだと思うので、逆にその点がリアリティに欠ける気もしますが。
でもこんな家庭、やさしい家族たちでいっぱいの国になれたらいいなと、憧れます。
さて、来週はいよいよ、最終週です。
コロナの2020年代に突入し、さらに未来が描かれる舞いあがれ!最終週では、懐かしい面々がたくさん登場しそうですね。
予告映像では、もう再登場はないかと思われた柏木くんの姿も…!
貴司くんもパリに行ったっきりかと案じていましたが、無事に帰国しているようで何より。
舞は空を飛ぶのでしょうか?
最後の週が楽しみですね!
こちらもCHECK