2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
短歌が詠めなくなってしまった貴司が八木のいるパリへと旅立ってしまいましたね。
この記事では、「舞いあがれ!」第26週(最終週)第122話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第26週(最終週)のテーマは「私たちの翼」です。
舞いあがれ!第122話のネタバレとあらすじ
貴司をパリにいる八木のもとへと送り出した舞。それは2020年1月の頃でした。
舞は歩を保育園に連れていき、刈谷の会社ABIKILUに向かいました。
そして、貴司にデラシネの店番を任せられた祥子は、家を出てデラシネへ、めぐみはIWAKURAの社長業の引継ぎのために会社に向かいました。
アビキュラ2号の開発
ABIKILUでは刈谷、玉本のほかにも新たな仲間が加わり、空飛ぶクルマの有人飛行に向けて、開発が進められています。
より進化した2号機の試作機は「アビキュラ2号」です。
業務提携したこんねくとはABIKILUで抱える課題を解決するためサポートを続けていました。
飛行試験に使用できる土地(丹山工業所有地)を御園が見つけ、舞が見学に行くなど、相変わらず忙しそうです。
データ整理
空飛ぶクルマ・アビキュラ2号は機体の安全性と信頼性を確保するために、500回の飛行試験を予定しています。
その一方で、開発の中で積み重なっていく膨大なデータ。その整理が追い付きません。
ABIKILUでは、データ整理ができる優秀な人材を必要としていました。
そして、舞にはそれに相応しい人物に心当たりがありました。
舞がABIKILUにある青年を連れてきます。
それは、森重朝陽くん。舞がかつて五島で出会った男の子です。
朝陽は、大学で惑星探査ドローンの研究をしていて、アビキュラ2号にも興味津々。
刈谷がデータ整理の方法を説明し、朝陽が取り組み始めます。
祥子が店番するデラシネ
祥子が店番を務めるデラシネには、子供らが集まり、祥子の話を楽しそうにきいています。
帰る時間になり、「祥子が気い付けてな」というと、五島の写真集を見ていた子供たちは「およ!」と言って去っていきます。
舞が祥子を歩とともに、迎えに行き、一緒に帰ろうと言います。
祥子は子供たちに見せて写真集を棚にしまうとき、何かに気づいた様子です。
八木との再会
一方、パリに着いた貴司は、八木が生活する小さな部屋を訪れます。
そして、短歌を詠めなくなった苦悩を打ち明けました。
貴司は、八木に自分が作った歌を褒められるのもつらいと言います。自分でいい歌だと思っていないのです。
海の底に 潜っても潜っても花一個もみつけられへんのは、結婚して幸せになったからって思ってしもて…
そんな苦しそうな貴司に八木は、自分の昔のことを語ります。
昔は自分のために詩を書いていたが、大切な人のために詩を書くようになったと。
その人は、強く、世界中を飛び回っていたが、自分から生きるのをやめたと。
八木はその人を忘れないために、しんどくなったら会いに行くと言います。
昔と変わらないやさしい声が聞こえてくると。
おっちゃんは今も、その人のために詩ぃ書いてんねんな…。
八木はちょっと出てくると言って、部屋を出ていきます。
翌朝、貴司が目を覚ますとひとり。
八木がノートに、しばらくパリで暮らしたらいい、と貴司への手紙を残していました。
誰の声が聞こえてる?
話したいこと みつかったら
言葉にしてみ
第123話に続く
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舞いあがれ!第122話の感想
八木のおっちゃんと貴司のパリでの再会が描かれた第122話。
相変わらずの八木のおっちゃんの世界観が心地よく、
ようやく本音を打ち明けられた貴司、よかったですね。
八木のおっちゃんは、今でも大切な人のために詩を書いている。
それが男性なのか女性なのか、恋人だったのか、そうでなかったのか、
何一つ明らかにはされませんでしたが、それがまたよき、といった感じでしょうか。
多くは語らず、必要なことだけ貴司に伝えて、去ってゆく八木のおっちゃん。
貴司は自分の花を、どのように見出すのでしょうか?
八木のおっちゃん、留守番する人ができたらいなくなる説…😅#舞いあがれ pic.twitter.com/vHWxeE9QIY
— satosi_s (@satosis) March 27, 2023
「呼ばれたから行くわ」
という文言が気になって仕方ないのですが、また出てきてほしいな、八木のおっちゃん…。
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