2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
営業の厳しさを身をもって感じる舞ですが、ネジについての勉学も始めましたね。
この記事では、「舞いあがれ!」第16週第73話のネタバレとあらすじをまとめています。
第16週のテーマは「母と私の挑戦」です。
舞いあがれ!第73話のネタバレとあらすじ
ネジの転作加工と切削加工について教えてほしいと笠巻に頼む舞。
笠巻は快く引き受け、ホワイトボードを使って笠巻のレクチャーが始まります。そしてめぐみもそこに加わりました。
それを、遠まきに見る従業員たち。
「笠巻さんもしんどいこっちゃ。素人に一からネジのこと教えるなんて」
「その素人がうちの社長やからな…情けないわ」
との声も…。
しかし職人の土屋景子は「ネジ好きなんで」と勉強会に参加するのです。
悠人の提案
ある日、悠人が家に帰ってきます。
舞がパイロット内定を辞退したことを、「アホちゃうか!」と言い、再び口論になりそうな気配です。
そこへ、めぐみが帰宅し、「悠人、どないしたん?」と笑顔で迎えます。
雪乃からもらった梨を、浩太の仏壇に供えるめぐみを眺めながら、悠人は
「やつれたな」
と声をかけます。
そして、悠人は、めぐみに工場を売ってマンションを建てないかと提案するのです。
悠人:「初期投資は俺がする。そしたら借金は無くなって、おふくろはマンションの家賃収入で生活できる。今より楽になるはずや」
めぐみは、悠人にありがとうと感謝し、続けました。
「お母ちゃんな、楽やのうても、工場、続けたいねん。」
「私とお母ちゃんな、工場立て直すことに決めたんや」と舞も言います。
それでも、悠人は潰すなら早い方がいい、連絡を待っていると言って出て行きました。
貴司からのハガキ
仕事をとれるようにもっと営業を頑張ろうとする舞は、営業トークの練習に励みます。
IWAKURAの品質や機械についてクライアントに説明できるように、繰り返し練習しました。
事務所では、山田が手にマニキュアを塗って乾かしているところでした。今日は合コンがあるとのことです。
その日も営業がうまく行かずに落ち込んでいる舞に
「お嬢さんて、要領悪いですよね」と山田は言い捨て、帰っていくのでした。
すっかりどんよりした舞が帰宅して、郵便受けを見ると、貴司からのはがきが届いています。
そこには、貴司の書いた詩がつづられていました
君が行く
新たな道を
照らすよう
千億の星に
頼んでおいた
元気出ること
カフェノーサイドに行くと、久留美と彼氏の八神先生が楽しそうに話していました。
久留美に声をかけた後、舞はひとり、テーブル席につき、ネジの勉強を始めました。
「舞ちゃん、頑張ってんねんな」
声をかけてくれるオーナーの津田に舞は、自分が要領が悪いので、会社の役には立てていないと吐露します。
津田:「そんなことあらへん。なんでもそつなくこなす人より、要領悪い人の方が私は好きや。人間らしゅうてな」
八神は病院からの呼び出しで、店を出ていきました。
ひとりになった久留美に、舞は、いつから付き合ってるの?と彼氏の話を聞きだします。
「もっとはよ、教えてくれたらよかったのに」
と舞は言いますが、久留美が自分に気を遣って黙ってくれていたことに気づきました。
舞:「幸せ分けてもらえてめっちゃうれしい!」
ふたりの話は盛り上がります。
最近、舞はどう?と尋ねる久留美に、
「元気でること、あった」と貴司からのハガキを久留美に見せてほほ笑む舞でした。
第74話に続く。
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舞いあがれ!第73話の感想
ほんとに少しずつですが、明るい兆しが見えてきたように感じた回でしたね。
営業の仕事はとれずに苦労をしているようですし、会社がピンチなのは、変わりないですが、
- 悠人が母を心配している
- 従業員のひとり(今回は土屋)がめぐみや舞の頑張りに心動かされている
- 久留美の気遣いや、津田の励ましが舞を勇気づけている
といった小さなことが少しずつ動きだしているように思います。
そして、今回舞をいちばん元気にしてくれたのは、貴司の詩でしょう。
ロマンチックな詩でしたね。
「千億の星に頼んでおいた」
というところが、受け身の貴司くんらしい感じがして、微笑ましいです。
ジタバタするより、今はやることやって天命を待つしかないと、ちょっと達観してるところですね。
それでも、星を眺めて自分のことを想ってるよという、ある種の告白でもあると思うのですが、どうでしょう。
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