2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
航空機産業参入セミナーに参加した舞とめぐみのところに菱崎重工の荒金がやってきますがその内容とは?
この記事では、「舞いあがれ!」第17週第79話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第17週のテーマは「大きな夢に向かって」です。
舞いあがれ!第79話のネタバレとあらすじ
航空機産業参入セミナーで出会った菱崎重工の荒金が、めぐみを訪れてIWAKURAにやってきました!
舞は急いで、話し合いの場に加わります。
航空機部品の試作提案
菱崎重工の荒金は、舞とめぐみに相談を持ち掛けます。
高級自動車の生産で有名、そして航空機分野でもトップクラスの実績を持つボーリガード社が、航空機に使用される新型エンジン用のボルトを試作するという話です。
荒金は、その試作ボルトを作ってみないか?と提案します。
もちろん、正式な発注を見据えたオファーです。
驚きながらも新しい分野に参入する余裕がないと断ろうとするめぐみでしたが、舞は図面だけでも見せてほしいと荒金にお願いします。
部外秘である図面でしたが、荒金は舞に見せました。
図面を見て、少し検討する時間が欲しいという舞。
荒金はもともとは朝霧工業にもお願いしている案件なので、できるだけ早い返事が欲しいと答えました。
めぐみは、荒金になぜIWAKURAにこの話をもってきたのか?と尋ねます。
荒金は、「航空機産業は新たな力を必要としているが、本当に中小企業がその力があるのか興味がある」と答えます。
御社には優れた技術があるとおっしゃいましたね。それを証明していただきたいのです。
チャレンジを諦めない
会議室に設計者や職人を集めて、舞は試作ボルトの図面を見せました。
「やはり、航空機部品は違う」
「今うちが持っている資格だけではだめなのでは?」
との意見が出ます。
舞は、本格的に航空機部品をつくるのであれば、JISQ9100の認証を得る必要があるが、試作段階では、必ずしも必要ではないと告げます。
笠巻は、
「正直なところ難しいと思う」
と難色を示します。
材料がIWAKURAで扱ったことのないニッケル素材であり、IWAKURAにある機械で加工するのは難しいと。
舞は、よその工場に手伝ってもらうのはどうかと提案しますが、
そんな簡単にはいかない、図面をみても、加工法がピンとこないなどの返答が…。
「うーん、雲をつかむような話や。難しすぎる…。」
舞はそれでもあきらめません。
難しいからこそIWAKURAでやりたいと粘ります。
IWAKURAがここまで来れたのはチャレンジすることを諦めなかったからだと主張。
そんな舞を見て、笠巻や結城は、浩太とこれまでチャレンジを続け、諦めないでやってきたことを思い出します。
「お父ちゃんも頑固やったけど…、あんたそれ以上やな。」
笠巻が頭を掻きながら笑います。
めぐみは、航空機部品に挑戦することを決意しました。
浩太の夢をみんなで
めぐみは自宅で、浩太の仏壇に報告します。
舞がリーダーとなって、浩太の夢を実現させようとチャレンジを続けている。
IWAKURAのみんなが浩太の夢をかなえようと頑張っている。
そんな姿を見せてあげたいとしみじみ呟くのでした。
そこに、うめづの雪乃が城崎温泉に行ったお土産を持ってきてくれました。
めぐみと雪乃は、ふたりでお茶を飲みながら、舞の成長ぶりに感心。
そして、お互いの娘、息子の結婚が心配…などの話をしながら笑って語り合っていました。
そんな心配をよそに、会社では試作ボルトの製作、そしてJIS Q9100の認証取得に向けて、頑張っている舞の姿がありました。
第80話に続く。
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舞いあがれ!第79話の感想
今日もチャレンジングな展開でしたね!
浩太が挑戦を続けてきた回想シーンが効果的に使われて、胸アツなストーリーに仕上がっていました。
昨日の、貴司くんとのほんわか展開とのギャップも狙いなのでしょうか。
少々舞の強引さも感じましたが、これくらいの情熱がないと、新しいモノづくりってできないのかもしれませんね。
娘のチャレンジを応援したいめぐみの気持ち。
ただ、社長しての立場がありますし、パイロットになろうとするのを親として応援するのとはわけが違いますよね。
社長として、母親として、冷静に判断したいめぐみの葛藤が、顔の表情でうまく表現されていて、さすが永作さんだなぁと思った次第です。
そして、冒頭から、菱崎重工・荒金さんの思惑が気になっていました。
普通だったら、自分のところには高い技術力があると主張する会社ってだけで、こんな重要な試作品の話は持ってきませんよね。
めぐみが疑問に思うのも当然ですね。
荒金さんが、父・浩太とどんな関係で、どんな思い入れがあるのか、今後明らかにされているのでしょうか?
こちらも明日以降の展開で期待しましょう!
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