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舞いあがれ|第94話(20週)のネタバレとあらすじ「七夕の夜」

2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

リュー北條から恋の歌を詠めと言われた貴司ですが…。貴司は短歌を書けるのでしょうか?

 

この記事では、「舞いあがれ!」第20週第94話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。

第20週のテーマは「伝えたい思い」です。

 

舞いあがれ!第94話のネタバレとあらすじ

IWAKURAでは、先日受けた取材の記事が新聞に掲載され、盛り上がっています。

しかし、記事にされたのは、IWAKURAの女性のことだけで、男性社員については触れられていませんでした。

 

デラシネでは、IWAKURAの新聞記事を見て、嬉しそうな貴司です。

ただ、相変わらず恋の歌をかけという課題には手を付けれていません。

 

あなたが発信してみたら?

新聞記者の御園が、舞に新聞で使用した写真を手渡します。

舞は、記事にしてくれたことについて御園にお礼を言いましたが、男性社員のことが触れられていなかったことが残念そうです。

 

御園は、町工場という男社会の中で、女性が活躍しているということに面白みがあったから、と持論を述べます。

写真を眺めて、いい写真だよね、と言いながら、舞に提案します。

伝えたいことがあるなら、あなたが発信してみたら?

 

ブログを作る!

うめづでは、IWAKURAが新聞記事になったことのお祝い会で盛り上がっています。

雪乃は記事を読んで泣けてくる、と嬉しそうです。

 

一方で藤沢は、「俺らは載りませんでした」と、少し不服そうに話します。

「俺らがどんな思いでねじを作っているのか、知ってもらいたい」

という男性社員の意見も出ました。

 

「職人はな、だまってええねじ作るのが仕事や」

という笠巻の言葉に、みな「渋いなぁ」と盛り上がります。

 

そこで、舞が立ち上がってみんなに、IWAKURAのブログを作ることを提案!

職人の思いやIWAKURAがこれまで歩んできた道をブログにして伝えるのはどうかと相談します。

 

皆からの賛同を得て、張り切る舞でした。

 

貴司の不調

そこに、史子がやってきます。

雪乃に、「豚玉ふたつ」と注文する史子。

雪乃や勝とはもう親しいようで、雪乃も貴司の調子を史子に尋ねる具合です。

 

まだ短歌がかけていないという史子の話を聞いて、舞の表情も曇ります。

そんな舞をまた、めぐみは心配するのでした。

 

ある日、デラシネを訪れる舞。

貴司は不在で史子が店番をしていました。

 

「貴司くん、短歌できました?」と史子に尋ねる舞。

そんな舞に、史子が「いちいち、聞きに来られたらプレッシャーになる」と伝えます。

 

舞は謝り、続けて史子にどうやって短歌の勉強をしたのかと尋ねました。

史子は、良い歌をつくるのに大切なことは「孤独」と答えます。

 

史子は「貴司の短歌を読み、貴司のやさしさに心打たれた」、そして「貴司の短歌は、自分のお守りだ」と語ります。

先生と私は、同じくらい深い孤独を抱えてるんやと思います。
そやから、お互いの言葉に癒される。
先生が私の原稿を読んで、ええ歌やって言ってくれはったとき、心と心が触れ合った気いしたんです。

 

七夕の夜

その日の夜、久留美から電話で、今日は星がきれいと聞いた舞は、部屋の窓を開けました。

すると、向かいの窓には貴司が。

「舞ちゃん、今日、七夕やで」

 

貴司はだいぶ悩んでいる様子で、舞に歌集は出せないかもしれないと話します。

「なんで短歌作ってんのか、わからんようになってしもた…」

 

星たちの光集めて 見えてきた
この道を行く 明日の僕は

昔、五島で貴司が初めて作った短歌を舞が詠みます。

 

この短歌をよむと、五島で、貴司と久留美と3人で感じた気持ちが何回でも思い出せるという舞。

 

「短歌にしたら、一瞬が永遠になるんやんな、
私、貴司くんの短歌、好きやで」

 

そして舞は、「貴司の短歌はお守りだと秋月さんも言うてはった」と付け加えます。

 

「ほなおやすみ」と言って窓を閉めようとする舞を貴司は呼び止め、

「ありがとう、おやすみ」

と伝えます。

 

カーテンを閉め、苦しそうにうつむく舞でした。

 

第95話に続く。

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舞いあがれ!第94話の感想

貴司と舞のふたりがもどかしいし、切ないですね。

思い合ってるし、何か伝えたいことがあることだけが明白なのに、当の本人たちが実感できていないという…切ない七夕の夜でした。

 

貴司は短歌を作らなければならない、というプレッシャに押されて余裕がないですし、舞の動きも史子に封じられていますから、ふたり動きようがないのでしょう。

 

それにしても、史子と舞の貴司の歌に対する解釈の差が激しいですね。

  • 貴司の詠む孤独に魅力を感じ、同一視する史子と、
  • 貴司の短歌は「一瞬の出来事を永遠にする」と解釈する舞。

 

「星たちの光集めて…」という貴司の歌は今きいても、やっぱり素敵です。

舞だけでなく、視聴者の私にさえも、あのときの五島でのキラキラとして情景が思い出されます。

⇒ 舞いあがれ|短歌の作者・監修は誰?貴司や八木の詩作品まとめ!

 

舞の貴司への応援のしかたは、直接的ではなく、温かい。

リュー北條が北風なら、舞は太陽かもしれませんね。

 

とはいえ、貴司が恋の歌を詠むための突破口が予測できない現在。

ここは、リュー北條さんがもう一押しするのに期待するしかないのでしょうか…?

 

さて、今週のテーマ「伝えたい思い」。

これは、貴司と舞の想いだけではなくて、IWAKURAの職人や社員たちの想いも伝えようという意図が隠されていたようですね。

 

新聞記者・御園の提案によって、IWAKURAの作り手の想いをブログで発信しようという舞。

このブログ発信は、おそらく次の舞の目標につながっていくと思われますので、舞と貴司の恋愛と並行で注意深く見守っていきたいですね。

 

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