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舞いあがれ|第69話のあらすじ「トビウオ」の解釈は?感想も!

2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

会社を手放すことを決めためぐみですが、舞はまだ諦めきれないようですね。

 

この記事では、「舞いあがれ!」第15週第69話のネタバレとあらすじをまとめています。

第15週のテーマは「決断の時」です。

 

舞いあがれ!第69話のネタバレとあらすじ

悩んだ末に会社をたたむことを決意しためぐみ。

信用金庫の人が工場を見に来るのでいつも通り仕事をして欲しいと従業員に頼みます。

信用金庫がこの工場にどれくらいの価値があるのか視察に来るのです。

 

祥子と

リビングでは祥子がそろそろ五島に帰るとめぐみに伝えます。

めぐみは、「ざぁま助かった、あっがとう。」と祥子にお礼を言います。

 

そして、自分の父親が亡くなった後、なぜ船を継ごうと思ったのか祥子に尋ねました。

「一緒になってからずっと雄一さんと船に乗っていたのでどうしても売る気になれなかった」と祥子は答えます。

 

「雄一さんとの思い出がざぁまに詰まっちょる。あん船に乗れば今もまだ二人で働いてる気がする」

と答える祥子を見て微笑むめぐみでした。

 

久留美と貴司の意見

カフェノーサイドでは、舞と貴司と久留美の3人が集まっていました。

舞はもっと母親の助けになりたかったと二人につぶやきます。

 

舞:「柏木さんにな、パイロットになるのが親孝行言われた」

「けどお母ちゃんおいて私だけ前に進んでええんやろか?」

 

久留美:「待ってパイロットあきらめるつもり?」

「諦めて舞に何ができるん?」

 

久留美は、舞に自分のやりたい事を諦めないでほしいと伝えます。

しかし、舞は、「私はお母ちゃんを助けたい。工場なくなるのも嫌や。今はそれしか考えられへん」

と答えます。

 

貴司:「ほなそないしたらええやん誰かのために頑張ってる時の舞ちゃん幸せそうやし」

久留美:「ちょっとそんな簡単に言うて」

貴司:「あんな、トビウオは水ん中おってもトビウオや」

 

どういう意味かと久留美は尋ねますが、「歌人に解説を求めるのは野暮やで」と返す貴司。

 

久留美:「もう嫌やな、文豪みたいなこと言い出して」

そんな会話の中で、「ありがとう」と舞。和む3人でした。

翌朝、貴司は、祥子と一緒に五島へ帰ります。

 

歩みノート

次の日の夕方、事務所に戻り浩太の席を見た舞は、浩太の机に触れ椅子に座ります。

そして、足元にダンボールがあるのを見つけました。

その中には、浩太がいつも記していた歩みノートが何十冊も入っています。

 

歩みノートは、浩太がねじのアイデアや夢などいろいろなことを記したノートです。

ノートにはこんなことも記してありました。

昨夜舞から初フライトがうまくいったとメールあり。舞が夢に向かって一歩ずつ進んで進んでいくのが嬉しい。

舞はそれをみて「パイロット目指して頑張ったらええねん」と言っていた浩太を思い出しました。

 

舞:「ごめんなお父ちゃん…!」

 

悠人と舞

舞は、ホテルの一室にいる悠人を訪れ、「IWAKURAに投資してください」と頼み込みます。

 

しかし悠人は躊躇なく、断りました。

「投資家として判断したからや。会社続けるんやったら経営者になるのはおふくろや。無理や。」

 

「私がそばで支える。お母ちゃんが社長になるんやったら会社手伝いたいと思ってる」という舞に、

「あんなちっちゃい工場のためにパイロット辞めるとかアホなんか」と悠人は反対。

 

舞も言い返します。

「工場なくなってしまったらもう二度と取り戻せへんねん。

後から悔やんでも遅いんやで。喧嘩したまま二度と会われへんようになったのと同じやで。」

 

悠人は少し動揺した様子で「はよ帰れ!俺は忙しいねん」と言いキーボードを打ちます。

「もうええわ!私とお母ちゃんで何とかする」と言って立ち去る舞でした。

 

「つぶせへん!」

部屋で机に突っ伏して寝ている舞。めぐみが部屋に入り、舞の机の上にある浩太の歩みノートを見つけます。

リビングでめぐみが歩みノートを読みながら、浩太を思い出していました。

 

(回想)

浩太:チャレンジも続きます。ほんでゆくゆくは飛行機にうちの部品を載せたい思てます。

 

顔を上げ、ダイニングテーブルの浩太の席を見つめるめぐみでした。

 

次の日めぐみはいつもより早く家を出ます。

信用金庫の視察が来る前に工場を綺麗にしたいと言うのです。

 

舞も一緒に出社したところ、工場のシャッターがすでに開いていました。

中に入るとIWAKURAの従業員がみんなで掃除をしています。

「社長が残したもんを最高の状態でみせんとな!」

「それがIWAKURAのプライドです」

「仕事は機械の手入れから始まるんやで 笑」

生き生きとした顔で、掃除をしている従業員たち。

 

めぐみはそんな従業員を見て心打たれます。

 

いよいよ銀行の視察が始まりました。

信用金庫の担当者は従業員たちの働きぶりを見て活気があると評価。

 

めぐみは活発に働く従業員たちを眺めていました。

舞は、「父ちゃんが元気やった頃みたいやな」と喜びます。

 

めぐみ:「舞、お母ちゃんまちごうてた。」

「会社つぶせへん!続ける」

 

新たな決意を胸に抱き、前を向いて笑うめぐみと舞でした。

 

第70話に続く。

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舞いあがれ!第69話の感想「トビウオの解釈は?」

IWAKURAの従業員たちの想いに心打たれ、めぐみが翻意するという展開でしたね。

また、祥子の言葉もおそらくめぐみには効いたのでしょう。

工場を続ければ、いつまでも浩太と一緒に仕事をしている気持ちになれるかもしれません。

 

また、貴司くんの、

「トビウオは水ん中おってもトビウオや」

という言葉の解釈は、人によって異なると思いますが、

 

トビウオは水の中にいても、いつでも外へ跳ねることができる力を持っている

⇒ 舞も、今はまだパイロットとして飛び立てなくても、いつだって空へ舞いあがれる力を持っている

 

ということを言いたかったのではないでしょうか?

舞ちゃんは、今パイロットを諦めて、工場をめぐみと一緒にやったとしても、いつだってパイロットになれるよってことではないかと思います。

 

悠人と舞が喧嘩別れしてしまったのは、ちょっと痛かったですね。

悠人がいちばん悔いていることを舞が突いてしまった気がします。

 

悠人は悠人なりに、家族を思っているはず。

いつか、悠人の想いも、いい形で届いてほしいですね。

 

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