2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
とうとうリストラを決めためぐみと舞。苦しい決断でしたが、再就職先は見つかるでしょうか。
この記事では、「舞いあがれ!」第15週第71話のネタバレとあらすじをまとめています。
第15週のテーマは「決断の時」です。
舞いあがれ!第71話のネタバレとあらすじ
3人の社員のリストラを決めためぐみ。
舞は、リストラを承諾してくれた2人の再就職先を探して回りました。
再就職先
2009年8月。
取引先を回り、忙しくするめぐみ、何やらうれしそうです。
舞が理由を尋ねると、2人の再就職先が見つかったということでした。
しかし、まだリストラを承諾していない小森については宙に浮いたままになっていました。
舞は、小森に話しをしたいと思いますが、小森は取り合いません。
笠巻に相談したところ、「納得できる再就職先が見つかれば気が変わるかも」とアドバイス。
舞は、小森がどんな職人なのか詳しく尋ねます。
笠巻「小森はなぁ、飛びぬけて技術があるわけやない。けどな、あいつは一切手ぇ抜けへんねん。
どんなつまらない仕事でも真面目にやるという話でした。
会社訪問を続ける舞。柏木から電話がかかってきますが、舞が出ることはありませんでした。
小森のプライド
うめづの前の路地で、知り合いのおじさんたちに出会います。
うめづで小森の再就職先の相談をしますが、手は足りているとのこと。
しかし、舞は小森のどんな職人なのかを伝え、「長井さんとこはどやろ?聞いてみ。」と助言を受けます。
工場の休憩室で、舞は再び小森に話をします。
「探してくれなんて頼んでない」という小森に、舞は、長井さんに小森が働いているところを見てもらったと伝えます。
舞:「小森さんのこと、しっかりした、ええ職人さんて言うてはりました。」「勝手にすいません」
小森は、お守り袋に入れた1本のねじを取り出します。
小森:「これな 俺が作って初めて褒められたネジや」
小森は、浩太に「これがIWAKURAのネジや」と言ってもらえたという思い出を語り始めました。
「ここで働いてるっちゅうことが俺の自慢でな、せやのに…。」
それでも、小森が辞めないとIWAKURAが潰れてしまうなら、仕方ないと、受け入れる小森。
舞「小森さん、私、戻ってきてもらえるように、精一杯頑張ります。」
小森「そんなん無理やろ。信じたいけどな」
お守りのネジをポケットにしまい出ていく小森に、頭を下げる舞でした。
内定辞退
家に帰るところで、柏木が舞の帰りを待っていました。
柏木:「ちゃんと話したくて」
近くの公園でふたりはベンチに座り話します。
舞は、ハカタエアラインの内定を辞退するとを柏木に伝えます。
柏木:「どうして…?あんなに頑張ってたじゃないか。パイロットになるために一生懸命勉強して、訓練して。
「誰よりも空 飛びたがってた」
「今パイロットを諦めたらきっと後悔する、違うか?」
舞:「後悔するかもな、でも今ここ離れたら絶対後悔する」
「お母ちゃん助けて、工場立て直したい」
「それが今の私にとっての一番大事なことや」
柏木は舞の決意を受け入れました。そんな気がしていたと伝えます。
柏木:「でも、そういう舞だから、好きだった。」「短い間でも一緒に空を目指せて幸せだった」
柏木はやさしい笑顔で舞に「頑張れよ」と言い、去って行ったのでした。
その日、舞は部屋に戻り、航空学校時代の写真を握りしめ、ひとり泣いていました。
そんな舞にめぐみが声をかけます。
舞:「別れた。目指すもんが違ってしもた」
呆然とするめぐみに、舞は小森さんが話を受け入れたことを伝えます。
舞:「一緒にがんばろ」
舞はIWAKURAに身を置く決意を伝えます。
めぐみ「ほんまに、ええの?」
うなずく舞を抱きしめるめぐみでした。
第72話に続く。
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舞いあがれ!第71話の感想
いやぁ、今日も涙の展開でしたね。
小森がリストラを受け入れてくれたのは、悲しいけれどほっとしましたね。
小森だけでなく、従業員みな、プライドをもってIWAKURAで働いていたことがうかがえます。
それは浩太の経営の在り方、そのものでしたね。
そして、まさかの柏木くんとの別れ。
「え?それで別れちゃうの?」
って感じも否めませんが、よくよく考えれば、パイロットとしての同じ夢を見たことでつながり、理解し合ってきたふたりです。
その価値観や同じ目的が失われてしまっては、たしかに同じ未来を夢みることはできないかも。
だってまだ20代の若いふたりですし。
柏木くんは、なかなか舞と話せない中、時間をつくって、大阪まで舞に会いにきて、とても誠実だったし。
何より、あの笑顔が優しかったなと思います。
ふたりがまた成長して、お互いの生き方を納得し合えたときに再会してほしいですね。
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