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舞いあがれネタバレ|第64話(14週)のあらすじ「悠人の視点」

2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

苦い想いで従業員をリストラし、それでもまだ苦しい状況が続くIWAKURAですが大丈夫なのでしょうか?

 

この記事では、「舞いあがれ!」第14週第64話のネタバレとあらすじをまとめています。

第14週のテーマは「父の背中」です。

 

舞いあがれ!第14週第64話のネタバレとあらすじ

これまで、工場に寄りつかなかった舞の兄・悠人が珍しく工場を訪れます。

悠人:「さて、この工場はなんぼになるやろか?」

 

工場見学

舞は悠人を見つけました。悠人は、舞が工場の作業着を着ていることに驚きます。

舞は誇らしげに悠人に工場を案内しますが、「工場の匂いが苦手」と呟く悠人でした。

 

悠人は、笠巻や結城に会釈をし、工場内の機械を物色するように一回りします。

機械の値段を確認し、悠人は、事務所にもよらず「うめづに行く」と言って工場をあとにします。

 

結城:「何しに来たんやろう?」

悠人が工場をなぜ訪れたのか不思議がる舞たちでした。

 

悠人との対立

悠人を含む4人で食卓を囲む岩倉家。

新しい発注を受けた祝いにと、浩太は悠人にビールを勧めます。

 

めぐみは、悠人にもっと帰ってこれないかと尋ねますが、悠人は仕事で忙しいからと答えます。

 

そして、悠人は工場を売った方がよいと浩太に助言するのです。

悠人:

「リーマンショックで、苦しい会社をいっぱい見てきた。ここらの工場も潰れてんのやろ?」

「なあ親父、損切りって知ってる?値下がりした株、見限って売ることやねんけど」

 

浩太:「それがどうした?」

悠人:「たいていの人間は、この損切りが下手でな。損失が出てんのに、いつか巻き返せるはずや思って、自分を信じて売ろうとせんねん。ほんで損失が膨らんでいくんや」

 

悠人は、傷が浅いうちに工場を売るのがよいのではないかと浩太に迫ります。

 

浩太は、ゆっくり大きくしてきた工場を簡単に売るなんてできないと反論します。

悠人は「自分の失敗を認めるのが怖いから損切ができない」と言い切り、浩太はついに声を荒げました。

浩太:「なに!?」「株なんかと一緒にすな」

 

「親父は現実が見えていない!」と言い合いになる悠人と浩太。

 

舞とめぐみは「お父ちゃんの気持ちも考えて」と悠人を止めます。

悠人は父親のことを心配して言ってるのになぜ自分が責められるのかと対抗します。

 

浩太:「いらんお世話や!帰れ!」

悠人:「言われんでも帰るわ」

 

悠人は家を出ていきました。

 

舞の覚悟は?

後日、舞は喫茶店ノーサイドに悠人を呼び出します。

そして、舞は悠人に

「一緒に考えてほしいねん。工場を立て直す方法」

と伝えますが、悠人は、工場を売るのが一番の方法だと取り合ってくれません。

 

舞は、これまでに両親が力を合わせて少しずつ少しずつ会社を大きくしてきたこと、そしてその工場を売れと言われても売れるはずがないと、悠人に説明します。

また、家族みたいにずっと一緒に工場で働いてくれた人の職場をなくすことはできないと訴えるのです。

 

そんな舞に悠人は「甘いな」と一喝します。

悠人:「利益が出されへん会社はつぶれるしかない」

 

舞は「他人事みたいになぜそんなに冷たいのか」と悠人をなじりました。

 

しかし悠人は、

「お前だって、他人事やろ」

来年には、パイロットになって家を出る舞が今やっている商品梱包の仕事は自身の自己満足に過ぎないと、厳しく言います。

 

「そのあと、工場がどうなんのか考えたことあんのか?」

どうせ手を放すことになるのに、今助けようとするのは無責任だという悠人の言葉に、舞は反論することができませんでした。

 

悠人の言葉に呆然とする舞。

そして、柏木に電話をかけるのでした。

 

第65話(14週)に続く。

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舞いあがれ!第14週第64話の感想

お兄ちゃん、ようやく実家に帰ってきてくれましたが、案の定、けんかになってしまいましたね。

 

確かに、第三者目線でみれば、悠人のいうことは正論であり、誰もが納得する意見だと思います。

 

しかし、浩太やめぐみにしてみれば、

なぜ家族からそんな第三者的な意見を聞かされなければならないのか

という点に腹立たしさがこみ上げてくるのでしょう。

 

家族なんだからわかってくれるはず。

こんなに大切に育ててきた工場を売れるはずがない、家族のような従業員たちを路頭に迷わすことなどできない。

そんな気持ちをほかの誰でもない、息子には分かってほしかったはずです。

 

一方で、悠人は、家族で冷静な意見を言えるのは自分しかいないと思っていて、

心を鬼にしてあえて厳しい意見を提示しているのではないでしょうか?

 

当事者には見えないこともあります。

経営者とその妻には持てない視点を、子供たちは持っている。

舞もそのことに気づきつつあるようです。

 

それでも私たちは、どうにか逆転事案が起こって、会社が持ちこたえることに期待せざるを得ませんね。

 

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