2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。
IWAKURAの借金返済に、舞の父・浩太が苦悩しています。心配ですね…!
この記事では、「舞いあがれ!」第13週第63話のネタバレとあらすじをまとめています。
第13週のテーマは「向かい風の中で」です。
舞いあがれ!第13週第63話のネタバレとあらすじ
舞が工場を手伝い始めてからひと月が経ちました。
舞は、前任者から言われた「商品梱包は、最後の砦や」という言葉を心に留め、精一杯やっています。
嫌味を言われる舞
休憩所で舞が、肩を揉むなどリラックスしていると、事務員の山田が
「そんなにしんどいですか?」
と言ってきます。
力が入ってたみたいでと返す舞に
「あたし、頑張ったぁ、ちゅうアピールかと思いました。」
と嫌味をいう始末です。
険悪な雰囲気
しかし、会社の経営状態は相変わらず。
浩太は、従業員の皆を集めて、コストパフォーマンスを上げるための知恵を貸してほしいと頼みます。
会議では、それぞれの部署の従業員から意見が出るものの、それぞれの言い分がぶつかり合い、険悪なムードになります。
「何言ってもええけど、落ち着いて話しよ」と促す浩太…。
そんな中、様子がおかしい結城を笠巻が気にしています。
結城の引き抜き話
笠巻は結城をうめづに誘い、「どうした?何があった?」と尋ねます。
結城は、別の会社から誘われていることを打ち明けます。給料も、今の倍を出してもらえるとのことです。
しかし、
結城:「俺はね、IWAKURA入ったときの頃から笠巻さんのこと手本にしていたんです。」
結城は、
- 今まで「笠巻さんだったらどうするか?」を考えながらずっと仕事していた。
- だから、今回も笠巻さんだったら断るはずだと思っている
- しかし、迷っている自分と葛藤している
と本心を吐き出します。
笠巻は「俺やったら断る」と言いますが同時に、「真似せんでもええ」と結城に伝えます。
結城は子供もいるし、背負っているものが違うと。
そして、もう結城は一人前の職人だから自分で結論を出したらよいと諭すのでした。
それぞれの従業員たち
昼休み、食堂で舞が結城の隣に座ります。
舞:「早苗さん、予定日いつなんですか?楽しみですね」
結城の3人目の赤ちゃん(女の子)がもうすぐ生まれるということで、食堂の雰囲気が和みます。
「奥さんに似たらええけどな(笑)」
「結城そっくりの女の子、いかつそう~(笑)」
「うちの娘のおさがり要る?」
「うちもベビーベッド残してるで、あげようか?」
と、やさしい会話になります。
経理担当の古川:「よだれかけやったら縫えますけど」
お弁当の手作りもできる古川は、実は仕事の傍ら寝たきりのお母さんの世話もしていました。
不良品に気づく舞
舞は、ねじをチェックしながら、小さな傷のついたねじを見つけます。
上司に確認すると、「これくらいの傷やったら出荷するところもあるが、IWAKURAとしては不良品」とのこと。
現場に報告する舞は、部屋で苦しそうに座りこんでいる父・浩太が目に留まり少し不安になります。
浩太は、「どんな仕事でもいいから」と必死に営業まわりをしていました。
舞と浩太
その晩、舞は会社で雑炊をつくり、浩太と一緒に食べながら語ります。
舞は、不良品を見つけたことを浩太に報告。
「よう見つけたな」と褒められます。
逆に舞は、一万本以上のねじをチェックしたが、不良品はこの1本だけだったことがすごい。
「お父ちゃん、ええ仕事してんやな」
と、父の仕事ぶりを称えます。
浩太は、不良品を探しながら、人の長所を見つけられる舞を誇りに思い、
「航空学校で褒められへんやったか?」と尋ねます。
舞は褒めてくれる教官ではなかったと言います。
そして、パイロットはリレーのアンカー、空港で働く人々の想いをすべて受け取って、空を飛ぶ。と語り始めました。
「ここで働いていたら、お父ちゃんパイロットやなって思うねん。
工場のみんな乗せてるから、絶対に飛び続けなあかん。そう思って頑張ってるパイロット。
責任が重くて大変やけど、仲間がおるから頑張れるんやろ?みんなで乗り越えられたらええな」
そして、
「そのためには何でもやる」
と励まされる浩太でした。
新しい仕事
次の日、浩太は従業員に「新規の仕事が入った!」と喜んで報告します。
納期は短いが協力してほしいと、従業員を奮い立たせる浩太。
そんな浩太を笠巻は心配そうに見つめるのでした…。
IWAKURAの工場の前に車がとまります。
悠人がやってきました。
「さて、この工場はなんぼになるやろか…?」
第64話(14週)に続く。
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舞いあがれ!第13週第63話の感想
今日もなんだかハラハラする展開でしたね。
従業員それぞれが、やさしい人たちで、会社のことを大切に想っているのに、うまくいかない状況。
それに苦悩する浩太が、痛々しかったです。
舞は、パイロットを工場の経営者である父に重ねますが、正直、そんな理想やきれいごとでは済まない状態になっているのではないかと思います。
そして、そんな舞の期待や想いが浩太の重荷になっているのでは、ちょっと不安になってしまいました。
さて、次週の予告編もオンエアされましたが、予告編だけで涙が出てしまいそう…。
最後に映っためぐみの顔、そして来週のタイトル「父の背中」。
不穏過ぎる要素が満載…。年明けなのに。
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