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舞いあがれネタバレ|第62話(13週)のあらすじ「リストラの苦悩」

2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

胃潰瘍で倒れた舞の父・浩太は一応退院しましたが、会社の方が心配ですね。

 

この記事では、「舞いあがれ!」第13週第62話のネタバレとあらすじをまとめています。

第13週のテーマは「向かい風の中で」です。

 

舞いあがれ!第13週第62話のネタバレとあらすじ

胃潰瘍で入院していた浩太がなんとか退院。

さっそく会社の朝礼で心配かけてすまなかったと挨拶。

「知ってのとおり、今工場は厳しい状況にあります。けど、なんとかして乗り越えたい!どうか、みんなの力を貸してください」

 

ラジオ体操をしながら、従業員の女性3人が「社長、痩せたな…。体重分けてあげたいわ」

と心配するのでした。

 

リストラの苦悩

事務所では、浩太が「やっと帰ってこられた」とほっとしていると、

従業員の古川がやってきて、リストラをしなければ会社はもう限界だと浩太に迫ります。

 

借金を返済期限が迫っており、銀行に待ってもらうためには、リストラ含めた会社の再建計画を銀行に示さなければならないというのです。

浩太:「リストラしかあらへんのか…。」

 

リストラ対象として挙がったのが、ねじの梱包を担当している従業員の女性3人でした。

 

何かしたいと申し出る舞

岩倉家では、女性3人の履歴書を眺めながら浩太がため息をついています。

「しゃーないやんか、辞めてもらうのつらいけどしゃーないねん」

と励ますめぐみが、3人の穴を埋めると言います。

 

それを聞いていた舞が、「それ私でもできる?」と尋ねました。

 

舞はパイロットになることだけを考えるべきだと意見を述べる浩太とめぐみでしたが、

舞は、黙ってみてられないと、工場を手伝うことを申し出ます。

「お父ちゃんとお母ちゃんが大変なん、黙ってみてるのは嫌やねん。商品の梱包やったら私でもできるんちゃうかな」

 

そんな簡単な仕事ではないとめぐみは言います。

しかし、

できるようにまでなるまで頑張るから手伝わせてほしいと舞は頼みました。

 

1週間後、舞が工場を訪れ、梱包の仕事を見学することになりました。

 

舞に厳しくあたる従業員たち

工場を一通り見学した後、舞は手伝うことになる梱包の作業場を訪れます。

「岩倉舞と申します。よろしくお願いします」

 

従業員たちが梱包作業の見本を舞にみせました。ボール紙の箱にねじを入れ、重さを計ります。

「やってみる?」と、促され、舞は梱包作業にトライ。

「不良品ははじくんやで」

 

手袋をはめ、作業を行う舞を従業員たちはじっと見つめます。

ひととおりの作業が完了した後、舞が梱包したねじを従業員のひとり、西口が台にばらまきます。

 

西口は、ねじを確認、ひとつ手にとって

「傷があるなぁ。機械の選別では見つけられんやった傷や。これを見逃せへんことがIWAKURAの品質を守ってねん」

と舞に厳しく言うのでした。

「こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜が務まんねやろか?」

リストラされる愚痴を舞にぶつける従業員の話を舞は黙って聞いていました。

 

その後、カフェノーサイドを訪れた舞は、そこで久留美の父・佳晴に会います。

 

佳晴もまた、仕事を探していました。

「リーマン以降、どこもえらいこっちゃ。今はいっぺん職失うたら働きとうても働かれへんしな」

とため息をつきます。

 

借金返済猶予の条件

信用金庫では、浩太がリストラ計画を持って借金の返済について相談。

しかし銀行員は、もはやその程度でどうにかなる状況ではないと突き返します。

 

浩太はお腹をおさえて、少し苦しそうです…。

 

売り上げの増加ができないのなら、人員削減だけでなく機械も売る必要があると迫られます。

 

浩太が工場に戻ると、従業員の笠巻がまだ仕事をしていました。

 

笠巻:「いい仕事は機械の手入れから始まるよってな」

浩太:「俺が言お思てたのに」

(笑)

 

「売ったらええがな」

お好み焼き屋うめづで、浩太と笠松はお酒を飲みながら語ります。

浩太は、信用金庫で「工場を小さくするように言われたこと」を笠巻に伝えました。

 

浩太:「けど機械売るっちゅうことはやで、夢を売るっちゅうことやろ」

決心がつかない浩太でしたが、

笠巻:「売ったらええがな。」

 

笠巻は、浩太が工場が継いだときの昔話を始めました。

小さな工場で昔、経営の下手な浩太とふたりで働いたことを懐しみます。

 

笠巻:「機械売ったかてかまへん。あのちっちゃい工場にかて、でっかい夢があったんやから」

 

従業員との別れ

翌日、事務所では、辞めることになった従業員たちが作業着を返却し、挨拶しています。

浩太:「こんなことになって、ホンマ申し訳ありません」

めぐみ:「今までありがとうございまいした」

 

従業員の西口が舞に向かって

「商品梱包の仕事は最後のとりでや。私らが不良品一個、ほこり一個でも見逃したらそのままお客さんとこへ届いてしまう。ここのねじはええねじなんや。職人さんらが心込めて作っててな。そのねじをたった一個の不良品のせいで台無しにはでけへん」

これまでそのことだけを考えて頑張って働いてきたと、言います。

 

「社長、頼むで!この工場つぶさんといてな!」

 

去っていく従業員たちに心を痛めながら、深々と頭を下げる浩太でした…。

 

63話に続く。

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舞いあがれ!第13週第62話の感想

うーん、なんとも観るに堪えない回でしたね。

 

リストラが決まった従業員たちが舞につらく当たるシーンもありましたが、それもこれもIWAKURAが愛されていた証拠でした。

最後の従業員の挨拶に涙してしまいましたね。

 

そして、そんな従業員たちを解雇しなければならなかった浩太の苦悩もいかばかりかと。

信用金庫で、浩太がお腹を手でおさえるシーンがありましたが、胃潰瘍は本当に治ったのでしょうか?

心配でなりません。

 

しかし、不穏なムードの中、唯一ほっとすることのできた笠やんとの語りシーン。

機械がなくても、どんなに小さな工場でも、そこに大きな夢はあったと。

良いセリフでしたね!

 

なんとか、持ちこたえてほしい浩太とIWAKURAです…!

 

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