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舞いあがれネタバレ|第67話(15週)のあらすじ「浩太の面影」

2022年10月から放送開始したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

心筋梗塞で倒れた浩太。まさかの衝撃的な展開でしたが…IWAKURAはどうなってしまうのでしょう?

 

この記事では、「舞いあがれ!」第15週第67話のネタバレとあらすじをまとめています。

第15週のテーマは「決断の時」です。

 

舞いあがれ!第67話(15週)のネタバレとあらすじ

五島では祥子が出かける準備をしています。

 

祥子の脳裏には四年前の浩太の姿がありました。

『お義母さん、僕はめぐみさんのおかげでなんとかここまでやってこられたんです。

子供達も元気に育って工場も大きできて。めぐみさんを幸せにするつもりが幸せにしてもらってました。』

 

そこに貴司がやってきます。

貴司:「祥子さん、おっちゃん亡くなったって…。なんで…」

祥子:「心筋梗塞ちて。今から大阪に行ってくっけん。」

貴司:「僕も一緒に行きます。」

 

葬儀を終えて

東大阪では浩太の葬儀を終え、岩倉家と梅津家がが自宅に戻ってきます。

めぐみがうめづのみんなにお礼を言い、雪乃は「ちゃんと休んだほうが良い」とめぐみ気遣います。

 

そして貴司も「まだしばらくこっちにいるから」と舞に告げるのでした。

 

 

自宅に戻り、浩太の祭壇の前でめぐみが泣きながら祥子に語ります。

めぐみ:「こがんつらいことってあるとやろうか?
お母ちゃん、よう耐えられたねぇ…父ちゃん、死んだとき。」

祥子:「めぐみがおったけん。」

祥子は中学生のめぐみをしっかり育てることだけを考えて夢中で働いてきたと答えます。

 

工場をどうする

台所で片付けをする祥子。

めぐみは芳名帳を整理しています。

パソコンに向かった悠人。

めぐみの横に「手伝おうか?」といって舞が座ります。

 

悠人が「工場どないするん?」とめぐみに聞きます。

「こういう話は早い方がいい。」

売るのが一番良いと伝える悠人ですが、

 

めぐみは

「お父ちゃんは工場売るつもりなかった立て直すことだけ考えてた」

「そのお父ちゃんの気持ち大事にしたいねん。」

と伝えます。

 

舞が悠人に何か方法はないかと尋ねますが、悠人は「浩太がいなくなった今状況はさらに悪化している」と、考えを変えません。

そして、「もうちょっと考えさせて」というめぐみ。

そんな状況を祥子はそっと見つめています。

 

向かい風が強いほど、人は強くなれる

悠人は自分の部屋にこもり、浩太のことを思い出していました。

そこに祥子が入ってきます。

祥子は、悠人に「会社継ぐつもりはないのか?」と尋ねます。

悠人は「工場を継ぐつもりはない」と答え、「投資家として冷静に計算して今工場を売るのがベストだと判断した」と主張。

 

祥子:「賢かね。じゃあばってん人間は馬鹿力ば出る時があるとさ。向かい風に強かけんが強くなることもあっとさ

悠人:「…それ、舞も言ってました…。」

 

「よく話し合えばよか邪魔ましたね」と言って祥子が部屋を出ていきます。

 

会社をたたむ?

IWAKURAの会議室。信用金庫の担当者がきて、めぐみと話し合いをしています。

担当者は、お悔やみを言った後、浩太の代わりは誰がするのかと尋ねました。

そして、息子が継がないなら、会社をたたむのがよいのではないかと提案します。

 

信用金庫は、今会社をたためば融資している全額を返済できる可能性が高いと勧めます。

もうちょっと待ってほしいと頼むめぐみでしたが、信用金庫は事態は一刻を争うと決断を迫るのでした。

 

浩太の面影

前は自宅に戻る出されたままにしてあった黒い草履を靴箱にしまいます。

ふと見るとそこには浩太の黒い作業靴がありました。

 

舞は作業靴を取り出し、座り込みます。そして、玄関で浩太と交わした過去のやり取りを思い出すのです。

(回想)

浩太:「うちなんかまだまだや、けど負けへんでー!」

浩太:「一歩ずつ登っていったら、いつかは山の頂上にたどりつける!」

立ち上がろうとしたときに、舞が足をつって、浩太が「座れ座れ!」といってケアしてくれたこと。

そんな浩太の面影がよみがえります。

 

そこにめぐみが帰ってきました。

めぐみ:「舞、どうしたん?」

舞:「靴、あんのに…。お父ちゃん、おらん…!」

 

涙が止まらない舞でした。

 

第68話に続く。

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舞いあがれ!第67話(15週)の感想

浩太を失った岩倉家。終始、涙の展開でしたね。

 

悠人の主張もわかります。

信用金庫のいう通り、タイミング的には少しでも早く工場を売る方が、会社の価値を考えても借金のことを考えても良いのでしょう。

 

しかし、めぐみが引っ掛かっているのは、浩太の気持ちですよね。

工場を売ることは1ミリたりとも考えていなかった浩太。

 

工場を売らずに会社を立て直すことは、浩太の遺志となってめぐみの中にあるわけで。

本人がいなくなった今、なおさらその遺志だけは継ぎたいというのが本音でしょう。

なかなか決心がつかないのは当然のことです。

 

祥子が悠人に伝えた、向かい風が強いときほど、人間は思いもよらない力が発揮できるという言葉。

悠人にはどのように響いたのでしょうか?

 

悠人なら、売る以外の選択肢を考案してくれるかな?それに期待したいですね。

 

そして、舞が浩太の靴を眺め、浩太とのやり取りを思い出して泣くシーン。

そう、大事な人が亡くなったとき、葬儀やら諸々のことで、ゆっくり涙を流して悲しむ時間なんてないんです。

むしろ、そのために葬儀は行われる。

 

少し時間が経って、改めてその大事な人がこの世にいないことを実感するとき、

それが残された者にとって一番つらい時間なんですよね。

 

記憶の中では生きていて、面影があって、ただその温もりが感じられない。

でもつらい涙を出して、出し切って、その死の意味を考える時間を作り、自分の中に落とし込んでいきます。

 

舞が浩太の死を受け入れられたとき、どんな決断と選択をするのか

今後の決断に注目です。

 

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